ベルクールです。
情報発信する媒体として広告と雑誌の場合では
情報の組み立て方がまったく違います。
広告は「引き算」と言われています。
コンセプトを抽出してそのエッセンスを
ポスターやテレビCMなどで表現します。
結果強烈なインパクトで読者や視聴者に認知させます。
雑誌の場合は「足し算」です。
コンセプトとして抽出するのではなく
関連情報を付加する。
つまり足していく情報の数でその情報の価値を上げる。
今、求められている情報のあり方やコミュニケーションの
求められ方はこの「足し算」のように思います。
今までならテレビで見て
コレ欲しいわ、と行動した。
現在は、テレビで見た→関心持った→ネットで調べる→
その商品についての関連情報含めてあらゆる角度からのコメントを見る→
一番安いお店を探す→買う→ブログにコメントを書く(人よっては)
電通が提唱しているAISAS(アイサス)なのだと思います。
Attention(注意)
Interest(関心)
Search(検索)
Action(行動)
Share(意見共有)
昔のAIDOMA(アイドマ)からDesire(欲求)とMemory(記憶)がなくなった。
欲求と記憶(テレビなどの刷り込み)だけでは行動に移らないということでしょうか。
情報は「点」の発信から
「面」の発信することで到達する時代。
たとえが変ですが。
広告は1本の槍でつつく
サイトは10本の槍を用意して相手の到着を待つ感じでしょうか。
前回話した「受け手の論理」で動いている現在は
「買う理由」はさまざまなコンテンツが揃っているサイトでないと
見てもらうこともできない。
他のサイトととも比較され選別される。
かといってストレート情報だけでなく
間接情報も必要だったりします。
これからは「足し算」で「買う理由」を見つけてもらいましょう。
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